『第2版 ドローン・ビジネスと法規制』いわく、利用場面での規制は

 

  本書では、UAVの活用場面ごとに関連することになる法規制が、20の場面で解説されています。

 その中の3つには「測量」というタイトルが付けられたもので、1番目と2番目、4番目に紹介されています。これを含め、測量業者が携わられるようなものは、8つあり、半分近くを閉めています。

 具体的には、事例1に「現地測量とドローン」、事例2に「他人の土地における測量とドローン」、事例3に「橋梁点検とドローン」、事例4に「土量測量とドローン」、事例7に「農薬散布とドローン等」、事例13に「損害保険の事故調査とドローン」、事例14に「災害時の調査・捜索とドローン」、事例15に「屋外イベントの撮影とドローン」です。

  これらの中で、例えば「現地測量とドローン」では、人口密集地区での飛行のあり方、山岳地帯での目視外飛行、低空飛行(人または物件から30m以内)への対応、自動操縦による飛行の審査について、根拠となる法規制を示しながら解説してあり、具体的に何に気を付けなければならないか、分かりやすくなっています。

  前回と同じ結びですが、まさに、法規制について記載された本の完全版と呼ぶに相応しい書籍です。UAVを使うのであれば、一社に一冊は必須の書籍といえます。

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