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176 夜間の衛星画像でイノベーションを起こす。

  建設技術展2022の(一財)リモート・センシング技術センターの展示ブースでは、キャノン製超高感度CMOSセンサーを搭載した衛星画像を紹介していました。直下視で、地上解像度は5.1mです。  月明かり程度の高原によって照らされた地球でも観測可能とのことです。もちろん主に明かりを捉えるわけです。既にこのような衛星画像は、ネット上でも公開されています(【夜の地球】で検索)。  ただ感度の良い画像が撮影できることによって夜の活動やエネルギー消費量等、新しい社会貢献ができそうな気がします。  i地図通信176号では、キャノン電子(株)のCE-SATの夜の衛星画像について配信しました。  また、ソニー(株)の超小型衛星EYEの打ち上げ成功についても配信しました。

162 航空カメラの解像度を見るには、星形の解像度チャートが有効です。

イメージ
  星形の解像度チャートとは、次の図ようなものを言います。  かつては、国土地理院本院の建物屋上にありましたが、今はありません。  写真は、地理院地図の1987年~1990年に掛けて撮影されたものです。写真の解像度が低いのか、既に星形が消えかかっていたのか、痕跡しか残っていないように見えます。

調査用カメラもUAV写真点群測量に利用できますか。

  調査用カメラは、幾何学的な精度が弱く、位置精度を確保できても不安要因は避けられないので、位置の正確さを問われる公共測量での利用は、お勧めしません。  ただ、作業規程の準則では、UAV写真点群測量に使用するカメラに対して幾何学的精度は要求していません。つまり、カメラキャリブレーションの精度に関する要求は規定していません。したがって、法的には使用することが許されています。  しかしながら、一般的にUAV写真点群測量で使用される三次元形状復元計算は、標定点に対してはラバーシート変換のような処理を行って精度をよく見せるものもあります。また、検証点では設置された対空標識が良好な特徴点となり、対空標識の場所は良好な結果となりがちです。  一方、写真測量を基本として精度確保に努めるようにプログラミングされた三次元形状復元計算でも、精度が確保できなくなって計算が収束できず、成果が出力されないこともあります。  いずれにしろ正確さを問われる測量にとっては、不適切ですので、調査用カメラは利用しない方が無難です。