投稿

ラベル(応用測量技術研究発表会)が付いた投稿を表示しています

102 衛星測位技術を先駆ける人に出会う。

  1980年代、衛星測位が測量に利用されるようになった頃は、測位衛星システムはGPSだけ、測位方法は大きくは単独測位と干渉測位のみでした。これらの基本原理は変わらないものの、その優れた技術や利便性からでしょう、測位衛星システムや測位方法は格段に増加すると共に、位置情報サービスは多様化しています。そのような中、観測機器さえあれが高精度に位置を、瞬時に観測できるようになりました。観測機器は、小型化し、安価となり、この傾向は今後も続くでしょう。誰もが位置情報をリアルに享受できる時代が到来しました。  位置情報及びそのサービスは、どのように成長していくのでしょうか。  応用測量技術研究発表会では、衛星測位に関する発表者に対し、質問と高度な助言をする人がいました。最先端の技術について、知り尽くしている感じがしました。  i地図通信102号では、この先駆けた助言の一端を紹介しました。

101 航空法を用いた地籍測量は、持続可能な社会を構築に貢献する大きな一歩?

 航空法を用いた地籍測量は、森林及び林業の再生への貢献の第一歩でしょう。  森林所有者の土地の範囲が明確になることで、いろいろな施策を取ることが容易になります。林業の発展やその他の森林活用、保全に繋がり、いずれは持続可能な社会構築の大きな役割を担うと言われています。  このような活動の第一歩として測量技術が利用されることは、光栄なことです。  i地図通信101号では、航空レーザ測量を用いた地籍測量への取り組みとの対話を配信しました。 

100 手持ちレーザSLAMの検証

 現在、測量業界で最も注目されているのが、SLAM技術でしょう。  簡単に三次元点群が作れると、鳴り物入りで語られています。ある意味では間違いはありませんが、測量業界で語る場合には、精度が確保できるという前提でなければなりません。  SLAMの精度は、使用環境に大きく依存します。  「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(オットー・ビスマルク)という格言がありますが、「経験に学ぶ」とは、失敗して経験に気付いて失敗しないようになることのようです。  失敗して使われなくなるのが、失敗しないようになることでは、残念です。  得意な場所を定量化で判断できるようにし、健全な利用で発展することを期待せずにはいられません。  i地図通信100号では、手持ちレーザSLAMの、橋脚やボックスカルバートを含む環境での精度検証との対話を配信しました。  

99 CLASの精度検証

  応用測量技術研究発表会での発表『VRSとの比較によるCLASの精度検証』では、ジェノバのサービス(VRS)と三菱電機社製の受信機AQLOC-VCX(CLAS)を、異なる天空率の場所で使用し、精度の違いを報告しています。。  CLAS(シーラス、Centimeter Level Augmentation Service)とは、衛星測位でセンチメータ級の位置情報を得られるように、測位補強情報を準天頂衛星から送信するサービスです。内閣府宇宙開発戦略推進事務局のHP(https://qzss.go.jp/overview/services/sv06_clas.html)で分かりやすく解説されています。  i地図通信99号では、精度の違いを整理して配信しました。

98 都市河川でのシームレス測位

  応用測量技術研究発表会での発表『都市河川でのGNSS/SLAMよる屋内外シームレス測位』では、レーザSLAMによる位置推定困難な場所での改善方法が提案されています。  i地図通信98号では、改善方法はもちろん、よく整理されている屋内測位やSLAMについても紹介しました。

97 3D都市モデル構築

 応用測量技術研究発表会での発表『地下街を含めた3D都市モデル構築に向けた課題整理』では、移動レーザ観測システムである次の手法を用いた実証実験を通じ、それぞれの観測方法の特徴が示されていました。  ① 航空レーザ測量  ② 車載レーザ測量  ③ 台車搭載レーザ測量  ④ 背負レーザ測量  ⑤ 台車搭載レーザSLAM  ⑥ 手持ちレーザSLAM   i地図通信97号では、多様の方法による3D都市モデルの構築についてコメントしました。

96 応用測量技術発表会が開催されました。

 先週の8月29日(月)に、日本測量協会主催 第33回応用測量技術発表会が、東京都文京区の全水道会館で開催されました。  測量業界での技術あるいは研究発表会は、日本写真測量学会や日本地図学会、地理情報システム学会、日本測地学会が、学術的な観点から、日本測量調査技術協会が技術的な観点から行ってきましたが、応用測量技術発表会は応用と銘打っているように幅広い測量の技術が発表されて、いつも興味を引かれる発表会です。  発表項目は、https://www.jsurvey.jp/k-ouyousokuryou20220829.pdfで公開されています。  i地図通信96号では、次号から取り上げる発表を、次の通りとお知らせしました。   ●地下街を含めた3D都市モデル構築に向けた課題整理   ●都市河川でのGNSS/SLAMによる屋内外シームレス測位   ●VRSとの比較によるCLASの精度検証   ●携帯型レーザースキャナーと高精度測位サービスを組み合わせた三次元マッピング技術の実例と評価   ●都市部移動体測位におけるVRS方式の信頼性評価と複数衛星系の最適な組み合わせの検証   ●山村部における航空レーザデータを用いた地籍調査及びマルチGNSSの将来性(三重県津市での事例報告)