100 手持ちレーザSLAMの検証

 現在、測量業界で最も注目されているのが、SLAM技術でしょう。
 簡単に三次元点群が作れると、鳴り物入りで語られています。ある意味では間違いはありませんが、測量業界で語る場合には、精度が確保できるという前提でなければなりません。
 SLAMの精度は、使用環境に大きく依存します。

 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」(オットー・ビスマルク)という格言がありますが、「経験に学ぶ」とは、失敗して経験に気付いて失敗しないようになることのようです。
 失敗して使われなくなるのが、失敗しないようになることでは、残念です。
 得意な場所を定量化で判断できるようにし、健全な利用で発展することを期待せずにはいられません。

 i地図通信100号では、手持ちレーザSLAMの、橋脚やボックスカルバートを含む環境での精度検証との対話を配信しました。
 

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