109 地形図データがヤドカリになればいいと思います。

 データファイル仕様は、やっかいです。データの進化に伴って、成長していかなければなりません。

 例えば数値地形図データ(通称:DMデータ)は、生まれた後、2回成長しています。1回目は、TINを格納できるようにしました。2回目は、大容量の三次元点群を格納できるようにしました。年取りすぎて3回目はないような気がしますが、あるとすれば図形を立体することになります。ファイル構造的には全く問題ないのですが、時代が求めないでしょう。

 他分野でも、キット同じような状況が多々あるのでしょう。それがXMLスキーマと呼ばれるファイル仕様が生まれた背景と思います。 データの成長に応じ、ファイル変換プログラムを書き換えるなければならないという非効率的な作業を改善しようと努力した人達が、XMLスキーマという仕組みを作ったのだと思います。

 i地図通信109号では、XMLスキーマの仕組みと対話しました。

コメント

このブログの人気の投稿

436 UAVレーザ測量の積算基準 作業工程の中身が判明

i地図通信682号 G空間EXPO 2025

i地図通信773号から777号 Japan Drone2025