121 航空レーザ測量は、山地の地形図作成にも有効です。

  航空レーザ測量は、高密度な標高点の整備を実現し、ハザードマップ作成をはじめとする災害対策に大きく寄与しています。

 しかしながら標高整備が航空レーザ測量の特徴ではありません。樹木の枝葉の隙間を抜けて地形を観測できることが特徴です。唯一の広域の地形図作成手法である航空写真測量には不可能なことです。

 したがって航空レーザ測量では、森林の中の道路や土木構造物を捉えることも可能です。このような特徴からすると、航空レーザ測量が山地の地形図作成に利用されていても不思議ではありませんが、そのような盛り上がりはこれまでありませんでした。

 i地図通信121号では、測技協の第44回技術発表会で発表された航空レーザ測量による地形図作成との対話を配信しました。

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