122 レーザ光の拡がり角は、空中レーザ測量より空中レーザ測深のほうが大きいのは何故なんでしょうか?

 空中レーザ測量(航空レーザ測量やUAVレーザ測量)は、陸上の地形表現を目的とした測量技術です。
 空中レーザ測深(航空レーザ測深やUAVレーザ測深)は、水底の地形表現も目的としていますが、その生い立ちである深浅測量で、船の運航を妨げる岩礁や沈没船などにより水底の突起を探し出すことを目的としていたようです。その調査域は、網羅的に測量されているようです。つまり、離散的ではなく網羅的に水底に照射されるように設計されているのではないでしょうか。
 ただ、河川に適用する場合は、特に日本の河川に適用する場合は、突起を探し出す必要はなく、拡がり角を狭めてレーザ光のエネルギー密度を高くした方が、水底まで届く可能性が高くなって有効な気がします。
 i地図通信122号では、測技協の第44回技術発表会で発表されたレーザ光の拡がり角と測深性についての発表との対話を配信しました。

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