124 航空レーザ測深で河川管理は一挙に発展する。
航空レーザ測量は、その黎明期には山岳地の土砂崩壊などの解析に最も有利な技術と考えていましたが、実際には平地でもハザードマップの作成等、防災への貢献は大きいものがあります。
ただ、洪水に視点を落とすと、発生原因となる河川の動態把握が原因療法の鍵であり、土砂の発生量は抑えられても、どのように流出しているのは水に阻まれて充分な解析ができていませんでした。
これを解消してくれるのが航空レーザ測深であり、実際に広く適用され、どこに土砂が溜まっているとか、洗掘されているとかが、分かってきています。
今後は、それらを適切に管理し、危険を取り除いていく技術が重要になってきます。
i地図通信124号では、測技協の第44回技術発表会で発表された航空レーザ測深のデータを用いた浚渫対策優先度の検討との対話を配信しました。
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