125 誰もが宇宙から好きな場所を撮影できる時代が到来間近

 東京ミッドタウンにソニーが展示している超小型衛星と運用システムを見学してきました。

 ソニーは、利用者がスマホからでも衛星の向きを変え、地球や宇宙の写真を写せるようにし、それを利用者が購入するというビジネスを考えているということです。値段は分かりませんでしたが、一度ぐらいは自分で撮影してみたい気がします。

 下の写真の右上に写っているのがソニーの超小型衛星です。右下の三角の格子で覆われたのが半円のドームで、入口付近に操作パネルがあり、奥に衛星軌道と撮影している地球を写したディスプレーがあります。


 次の写真は衛星です。目測ですが、50cm×35cm×20cmぐらいの大きさでしょうか。焦点距離や固体撮像素子の大きさなどを知りたかったのですが、わかったのは4Kカメラ程度の解像度であるということでした。(衛星や運用システムの専門家はいませんでした)。


 次の写真の手前側が運用システムで、奥の右が軌道情報、左が撮影画像のイメージです。
 運用システムにおけるカメラ(実際には衛星自体)を被写体に向けたり、レンズをズームしたりするところは、スマホからでもできるようにするということです。
 撮影画像は、お分かりのとおり朝鮮半島です。どのぐらいズームできるか分かりませんが、解像度は小さく広域の画像となるようです。


 操作パネルの右側に地図が表示され、衛星の位置が分かるようになっています。左側が、軌道情報が表示されています。


 衛星は、来年(2023年)に打ち上げ予定だそうです。



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