134 UAVレーザ公共測量マニュアルは、特異なマニュアルです。

  UAVレーザ公共測量マニュアルが定められる前までは、要求仕様と作成仕様が明確でした。

 地形測量の分野で言えば、一般図が要求仕様となります。それにしたがって新しい測量技術であっても測量の正確さが確保できる作成仕様が、公共測量マニュアルには定められていました。

 UAVレーザ公共測量マニュアルでは、要求仕様は測量計画機関に、作成仕様は測量作業機関に委ねられています。

 要求仕様も作成仕様も定かではないわけですから、どのように測量の正確さを確保するかも定めることはできません。作業工程だけで測量の正確さが保てるほど、測量は単純ではありません。

 i地図通信134号では、UAVレーザ公共測量マニュアルの特異性と対話しました。

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