138 公共測量の新技術は、大事に育てられてきました。

 　公共測量成果は、公共財です。そのため、新技術は大事に育てられてきました。

　まずは、測量会社によって、測量技術として育てられます。

　次に、測量計画機関が、公共測量マニュアルとして実用を許します。

　さらに、公共測量への適用が進み多様な公共測量マニュアルが出てくると、国土地理院がその規範を作ります。

　そして、規範が広く公共測量に適しているかが試されます。

　その結果、成人に達したと認められると作業規程の準則に規定されます。

　最後に、作業規程の準則を規範とし、測量計画機関は作業規程を策定し、国土交通大臣の承認を得て、独立が許されます。

　人間と同じく、成長には長い期間を要します。

　ｉ地図通信138号では、公共測量における新技術の成長との対話を配信しました。