140 失敗は成功の母  UAVレーザ公共測量マニュアルの改正に学ぶ

  UAVレーザ公共測量マニュアルは、平成30年3月に策定され、令和2年3月に改正されています。

 i地図通信140号では、次の改正内容との対話を配信しました。

 ・ 対空標識の大きさとして、「要求点間距離」の5倍以上の辺長に変更。

 ・ 反射強度を利用した水平位置特定を可とした。

 航空レーザ測量での対空標識は、実態は平坦な場所で、そのような場所が含まれるような広域を対象としていましたので問題はありませんでしたが、UAVレーザ公共測量マニュアルでは要求点間距離をどのように想定しているのでしょうか。突出した形状の対空標識が求められる場合は、現実的ではなくなるかもしれません。
 反射強度も、離散的に観測され、拡がり角が大きいものですと、どれほど有効となるのでしょうか。
 測量の正確さを確保するには、課題が多いような気がします。

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