151 UAVレーザ測量システムで、最も重要なこと!!!

 UAVレーザ測量システムは、産業用の機器ですので、基本的な機能は有しているといえるでしょう(一部、UAVレーザ測量システムのことを分からずに販売していて、性能を過大評価しているのもありますが)。

 しかしながら、最終的な製品に仕上げるのは、利用者です。利用者が、各種搭載センサーの空間的関係を測定し、システムに入力しなければなりません。この測定が、較正、あるいはボアサイトキャリブレーションと呼ばれます。

 次からの図は、較正のための観測機能を装備した航空レーザ測量システムの較正の一部を示したものです。出典は、「津留宏介、中島保、藤原輝芳、2002、航空レーザ測量の品質評価、写真測量とリモートセンシング VOL.41, NO.1, pp.21-27」( https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsprs1975/41/1/41_1_21/_pdf )です。

 i地図通信151号では、航空レーザ測量システムの較正と対話しました。

図 ローリング方向の較正


図 ピッチング方向の較正
 

図 ヘディング方向の較正



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