162 航空カメラもCMOSの時代に!

 前々職時代にデジタル航空カメラを導入するとき、社長決裁がなかなか下りませんでした。親会社からの落下傘社長で、測量会社の進化に理解が得られなかったのが要因だった気がします。

 最後には私が説得することになりましたが、最初に始めたのがフィルム航空カメラ、特にフィルムの勉強でした。それまでハードウェアには興味がなく、お任せの感がありましたが、副産物として、いろいろと撮像技術を学ぶことができました。

 当時のデジタル航空カメラは、フィルムの代わりにCCDという固体撮像素子が使われていましたが、今、CMOSに代わる兆しが見えてきました。

 動画撮影用に開発されたCMOSは、CCDに比べて画像の質が低いとされていましたが、今では克服されたようです(精密測定という意味では疑問は残りますが)。また、動画撮影用という構造が今の時代に合い、連続撮影の間隔も身近にできそうで、新たな利用が模索されそうな気配も感じました。

 i地図通信162号では、CMOS航空カメラと対話しました。

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