169 地形測量の次のステージ

 レーザは、20世紀最大の発明と言われます。

 普通の発明が自然に存在する現象の一部から生み出されるのに対し、レーザは自然界に存在しない全く新しい状態を作り出した、からと言われます。

 ご存じのとおりレーザは、測量にも大きく貢献し、地形の測量精度を大きく向上させ、ハザードマップ作成等、社会的な大きな貢献をしました。

 ただ、次のステージに進む時期が来たようです。このことは、国土交通省が進める3次元都市モデルの整備Project PLATEAUが示しています。単なる3次元の観測点の集まりではなく、地物も含め意味を持つ図形として図化されようしています。

 3次元の図形による地形図表現が、どのような技術によって達成されるのかは、これからの研究でしょう。

 i地図通信169号では、航空レーザ測量によるDSM(Digital surface model)から屋根の形状図化と対話しました。 

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