181 第1回イチBizアワードと対話しました(2/2)。
昨日(2023/1/16)の続きです。イチBizアワードのアイデアを紹介します。
詳細は、https://www.g-idea.go.jp/image/library/ascii.pdf を参照されたし。
8.消費者と食・農とのつながりを深化させる
家庭菜園をスマートフォンで撮影してもらって作付状況を管理するとともに、無人店で販売する。
9.地図の数値データを基に衛星写真に近い国土を生成
コンピュータグラフィックスの技術を活用し、積雪や植生の状況等も含め、数値地形モデルの表現を衛星写真に似た表現にする。
10.バリアフリー実施状況をリアルタイムで見える化
小売店や自治体からバリアフリーに関する情報を収集し、利用者が利用しやすい形に落とし込み、配信する。
11.床にセンサーを埋め込み、ロボットがヒトの社会とより深く共存できる未来へ
低価格で広範囲に実現可能な「床がタッチパネルのようになるセンサー」により、ヒトやロボットの行き来にタイムリーなサービスを提供する。
12.旅行記・紀行文の蓄積をデータベースとして運用
文章中の人物の地理的な「移動」を読み取り、その移動軌跡を実世界の地図上に展開することで、多様なサービスを創造する。
13.空飛ぶクルマに搭載する未来のカーナビ
空飛ぶクルマ用のカーナビとして、空間情報に高さ情報を付与して最短ルートを検索できるようにするとともに、そのルートを空間情報上に可視化する。
14.メタバースを活用した空き家問題の解決
メタバース内に空き家を登録することによって、売却や賃貸しをしやすくしたりする
15.路面状況確認
車のドライブレコーダーや走行状態によって路面状況を把握することで、除雪状況の把握や除雪を促す
応募件数は300件で、その中の斬新なアイデア・技術である48件の中の15件を紹介し、それぞれと対話しました。
48件の全てが実現されていくものと思います。何せ、情報の8割は位置と関連付いていると言われます。
とすると、その8割を満足させるように空間情報を作成することが測量業界に求められているのでしょう。技術面や制度面など、さまざまな側面から議論し、質の高い空間情報が整備され、無償で提供されることが国の発展にとって望ましいことかもしれません。
といった対話をしてi地図通信180号を配信しました。
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