198 合成開口レーダの進展に驚く。面的な水準測量も見えてきた。

  国土地理院が、合成開口レーダを用いた東日本地域の地表面変位状況(2014年から2022年における1年当たりの変位量(平均的な変位速度)を画像化したもの)を地理院地図上で公開したことを、次のURLで発表しています。      https://www.gsi.go.jp/uchusokuchi/uchusokuchi20230127.html

 来る2月12日(日)に予定されているALOS-4衛星が打ち上がれば、観測頻度が向上し、さらに詳細な地表面変位状況が分かるはずです。

 https://www.gsi.go.jp/common/000246549.pdf

 別途、行われている航空重力測量の成果が公表されれば、水準測量は、線から粗い点になります。そして、合成開口レーダの観測頻度が向上すれば、面となります。そしたら、もう測量といわなくなるのかもしれません。

 i地図通信198号では、合成開口レーダによる地表面変位解析と対話しました。


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