228 写真地図精度管理表の点検数は、何故21点ですか?

  受託側で主任技師を努めた津留が決めました。

 「計数規準型一回抜取検査 Z 9002-1956 (不良個数の場合)(抜取検査 その2)」の中の計数一回抜取検査表で、不良品が2%までなら合格とするP1と不良品が2%より大きいなら不合格とするP2を満たす値が、20個の検査となっています。これに1を加えました。

 今考えれば、精度管理になっていませんね。合否判定のための点検測量ですね。

 1を加えたことも、統計上は意味がなく、気休めでした。

 精度管理なら、数値地形モデルの間違い箇所や写真地図の歪み箇所を数える方法にすべきでした。これなら適切に作業が行われたかの精度管理になります。

 20年後の反省です。

 i地図通信228号では、写真地図精度管理表における点検数との対話を配信しました。

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