243 ミスアライメント値の求め方(観測、解析)

  ミスアライメント値を求めるには、ミスアライメントの状況がもっともよく現れる状況で観測することです。下図は、理想的な観測例です。実際には、このような状況を一箇所で得ることは困難でしょう。したがって、ボアサイトや解析方法の工夫がされています。



 例えば、もっとも利用されていると思われる著名なソフトでは、起伏のある地形に対して複数の方向からの観測を行い、たくさんの同一地点で傾斜を求めます。そして、それぞれの同一地点おける異なるコース間の観測値の傾斜の違いを、最小にする処理を行っているようです。
 i地図通信243号では、観測と解析の側面からミスアライメント値の求め方との対話を配信しました。



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