250 サルでも分かるカルマンフィルタ 0次元の例と用いられる式

 「サルでも分かるカルマンフィルタ」のHPを読者から紹介いただきました。

  https://www.kalmanfilter.net/JP/default_jp.aspx

  正直、私はサル以下です。

 取りあえず0次元は理解できました。最確値の求め方と似ています。

 直線距離の測定の例でいうならば、カルマンフィルタは、次のように計算します。

 ① 初期値:1,000m (大雑把な距離の予測値)

   1回目の距離測定:1,030m

   真値の推定値:1,000 + 1/1 (1,030 – 1000) = 1,030m

 ② 予測値:1,030m

   2回目の距離測定:989m

   真値の推定:989 + 1/2 ( 1,030 – 989 ) = 1,009.5m

 ③ 予測値:1,009.5m

   2回目の距離測定:1017m

   真値の推定:1,009.5 + 1/3 ( 1,017 – 1,009.5 ) = 1,012m

 これを真値の推定が十分確からしい値になるまで、繰り返します。


 i地図通信250号では、カルマンフィルタの考え方と用いられる式と対話しました。

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