340 「メンテナンス・レジリエンス Tokyo 2023」に参加しました

  「メンテナンス・レジリエンス Tokyo 2023」とは、インフラメンテナンスなどの国土強靱化に関わる展示会の総称で、測量業界として興味深いものに「インフラ検査・維持管理展」、「国際ドローン展」、「空間地理特集 in 東京」(注:"地理空間"特集ではありません)、「土木・建設向けAI/IoT/5G/システム・ツール特集」などがあります。

 基本情報は、次のとおりです。
 開催日:2023年7月26日(水) ~ 2023年7月28日(金) (3日間)
 会場:東京ビックサイト(東京都江東区有明3丁目11-1)
 来場者数:26日(水)晴れ:8,134名、27日(木)晴れ:9,648名、28日(金)晴れ:11,061名
      3日間の合計:28,843名
 UAL: https://www.jma.or.jp/mente/visit/tokyo.html


受け付けは、展示会場への通路の入り口と展示会場前にあり、写真は通路の入り口のところです。中日の7月26日(木)午後一の入場でしたので、受付は割と空いていました。

 ”空間地理特集 in 東京"に向かおうとし、足を止めさせられたのが地中探査に関する展示をしていた(一社)日本インフラ空間情報技術協会のブースで、明るい未来が期待されるような展示でした。
クルマの下に見えるのが地中レーダーで、3mぐらいの探査能力だそうです。
又隣には地中探査のパイオニアであるジオ・サーチ(株)が出展していました。ジオ・サーチ(株)のメインは埋設物の三次元地図作成でした。

(株)ナカノアイシステムも手押しの地中探査装置(右の写真)を展示していました。
無電柱化を進めている東京都建設局にも、地中レーダーの有効性を聞いてみました。


中日本航空(株)は、写真中央下に物質輸送のためのUAV、写真左端のクルマの上に超小型のモバイルマッピングシステムを展示していました。
可愛らしげな装置に思わず足を止めて正体を聞いたところ、モバイルマッピングシステムと呼ぶに相応し装置のようです。


電波による河川表面の流速測定計です。まだ、実用化には至っていないようですし、期待する場面でしか得るかも心配ですが、期待する製品です。

写真は、ドローンに取り付けたドリルでハチの巣を粉々にしている動画を写したものです。これに先立ち、バキュームでハチを吸い取る作業が行われます。普及が期待される製品です。

測量業界からは、インフラ点検に関する出展は、(株)日本海コンサルタントと(株)パスコの2社のみです。もっと多くの独自技術の商品開発を期待します。



固定翼型UAVについても、いろいろな提案が登場していました。




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