406 UAVレーザ測量における公共測量での入射角の定義
本稿は、i地図通信406号の補足です。
入射角の定義は、一般には「光線の入射方向と物質面の法線とがなす角」ですが、公共測量では、一般的な入射角の定義とは逆になっています。また、公共測量では、光線と水平面とがなす角をイメージされる図が使われていて、誤解を生みそうです。
一般的な入射角の定義は、次のとおりです。
出典:地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)平成30年3月
出典:3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案) 令和5年3月
局所的な測量を得意とするUAVレーザ測量では、次の図の右側のように捉えることが測量の正確さを確保することにとって重要となります。
コメント
コメントを投稿