被災された方には 心からお見舞い申し上げますと共に 皆様のご無事と 1日も早い普及・復興をお祈りいたします
新春の目出度さも、元日に発生した能登半島地震と命名された大規模災害によって吹き飛んでしまいました。
2日には、被災地向けの物資を運搬するために新潟空港基地を目指して離陸しようと羽田空港で離陸に向けて滑走路を走行していた海上保安庁の飛行機が、着陸してきた日本航空機と接触する大事故が発生しました。筆者にこの事故は、大規模災害対応による非日常的な業務に終われた災害関連事故のように思われます。
報道で聞かれた方も多いと思いますが、国土地理院からは、地震当日、電子基準点による地殻変動の分析結果が発表されています。
https://www.gsi.go.jp/common/000253916.pdf
公務員の幹部あるいは防災担当は、いつでも災害に対応できるように行動が管理され、発災に当たっては迅速な対応が求められます。
気象庁の防災担当は、発災直後にメディアに登場し、誰もがその行動を知るところですが、国土地理院等も例外ではありません。
航測会社も、元旦の夜には、国土地理院と一体となって撮影の分担を調整し、2日の未明からは事前に用意した撮影計画に従って被災地を撮影しているようです。既に国土地理院のHPで公開されていると共に、大手航空会社でも2日から独自撮影した航空写真を公開しています。
被災地の測量会社も、防災関連の担当者が2日から出社し、役所と共に被災調査をどのように進めていくかが検討されていることでしょう。
年度末の多くの納期が迫る中、納期の調整等も含め、営業や経営も一体となって災害対応に取り組まれていることを、同じ測量に身を置くものとして敬意を表します。
被災された方には 心からお見舞い申し上げますと共に 皆様のご無事と 1日も早い普及・復興をお祈りいたします
2024年1月3日(水)
アいちず創製株式会社 i地図通信編集室 津留 宏介
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