531~540 第6回 建設・測量生産向上展(CSPI-EXPO 2024)

 

 写真1 JR京葉線 海浜幕張駅から高架歩道(ペデストリアンデッキ。道路上空に設けられた歩道)を通って幕張メッセに下りる直前の写真です。左側が幕張メッセですが、手前の箱型が国際会議場、そこから奥に入口、イベントホールと続きます。入口とイベントホールの奥に僅かに見える曲線屋根が、国際展示場展示ホールです。

写真2 福井コンピュータ(株)は、の展示ブースです。毎年、二階にある展示ホール入口から入って、エスカレータで下りたところの正面、好位置に展示ブースを設けています。さらに入口に近い角には、商品説明会場が設けられ、立ち見する人も多く、写真撮影にも時間を要しました。

写真3 福井コンピュータ(株)の隣も、例年通り(株)ARS-Techの展示ブースです。例年通りに米ロビンソン・ヘリコプター社の有人ヘリコプター“ロビンソン”が展示されていて、ゆっくり話を聞きながら見せてもらいました。
 同機には、レーザ測距儀が搭載されていて、そのためのGNSSアンテナ(白色)が、室内の前面、ダッシュボードの上に備えられています。

写真4 後部座席です。手前側が操作者用の席、奥側の座席下にレーザ測距儀等が装備されていて、その装備状態は写真5のとおりです。

写真5 レーザ測距儀等の装備状態です。後部座席右側の椅子のシートをめくると現れます。
 写真中央の見慣れたマークが、レーザ測距儀です。

写真6 DJI社の展示ブースです。勢いは、衰えていない感じです。

写真7 左端がカメラZEMUSE H30の搭載機、真ん中の白いつるし飾り台にぶら下げられているのがレーザ測距儀ZENMUSE L2、右端は望遠カメラZEMUSE P1の搭載機です。



写真8 アイサンテクノロジー(株)の展示ブースです。

写真9 アイサンテクノロジー社製の点群図化ソフトANISTの操作画面です。ピンク色のV字線の頂点が、描画位置です。航空写真用の立体図化機でいえばメスマーク(浮標)に該当します。
 地図情報レベル500の平面図作成を想定されていると思われますが、かなり作り込まれていて感心しました。

写真10 (株)パスコの展示ブースです。
 測ること(測量の課題解決)、作ること(モデル生成の支援)、活(つかう)こと(3次元点群データの直感的操作)をテーマに展示されていました。
 なお、広い範囲で捉えた大手航測会社で、展示していたのは(株)パスコのみでした。

 写真11 (株)トプコンの展示ブースです。
広い面積を確保されていましたが、演出が上手いのか、人でごった返していて、入るのを躊躇するぐらいでした。

写真12 (株)トプコンの展示ブース内に飾ってあった合成開口レーダを搭載した地球観測衛星Strixの1/4模型です。
 話を聞くと、対応してくれたのは(株)Synspectiveの社員で、トプコンと協業の契約を結んでいるとのことでした。

 写真13 (株)構造計画研究所の展示ブースです。
 わりといろいろなところに出展される会社ですが、これだけ大きなブースで、それもLidarSLAM製品(NavVis社製VLX)のみの出展には驚きました。
 LidarSLAMを展示されている会社は他にもありましたが、主役だったのは構造計画研究所の展示ブースのみでした。

写真14 (株)スペースワンの展示ブースに展示された水中ドローンと呼ばれることが多い遠隔操作水中カメラです。
 音響測深機も含め、市場規模の小さな業界としては、多くの展示があったように感じました。

写真15 ライカジオシステムズ社の展示ブースです。

写真16 ライカジオシステムズ(株)のレーザ点群処理ソフトの合成処理結果を表示した画面です。いくつかの精度管理指標が表示されています。

写真17は、(株)ニコン・トリンプルの展示ブースです。
測量機器の担当者とは会えませんでしたので、後日、レーザ点群の合成処理ソフトについて確認しました。

写真18は、(株)ニコン・トリンプルのレーザ点群処理ソフトからの合成処理結果の出力を画像化して掲載したものです。いくつかの精度管理指標が示されています。

写真19は、中国の測量機器メーカであるCHCNAV社の展示ブースです。
 パネルディスカッション風に商品説明をしていて、演出が上手かったので撮影し、ネットで写真を公開する了解を得ました。
 まとめに入ったところからしか聞けなかったのですが、ICT施工に関与する測量への参入に対する課題を取り上げていました。恐らく、CHCNAV社が測量機器を支援するということなのでしょう。

(了)

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