【i地図通信851ブログ】InterGEO2025 注目展示

 

写真1 地上測量機器のレンタル会社

 InterGEOは、世界最大規模の測量展である以前に、ドイツの測量展でもあります。最新技術以外にも、地上測量機器のレンタル、測量ポールや反射プリズムの販売といったドイツの測量会社向けの出展も多くありました。


写真2 多様なSLAMプラットフォーム

 Feima Robotics社のパネルです。

 SLAMが、いろいろな分野に活用できそうなことを表していると思って撮影しました。


写真3 DJI測量・調査用等製品一覧

 DJI社ブースの壁に、同社の測量・調査等に用いる製品の写真が掲載されていました。日本国内での展示会では、このような展示の仕方はされていませんが、ここでは、同社は十分に測量機器メーカといえそうです。


写真4 成層圏プラットフォームAirbus社製 Zephyr 縮小模型

 数年後にZephyrは、通信電波の中継基地局として実用化される予定だそうです。次は、カメラが搭載されることになるのでしょう。


写真5 電動超軽量飛行機

 二人乗機で、片側の座席が取り除かれ、センサーが搭載できるようになっています。

 国内では超軽量飛行機の運用は、非常に困難ですが、VTOL(垂直離着陸航空機)になると変わってくるのかもしれません。


写真6 Vexcel社の展示ブース

 UltraCamのレンズコーンの構成(2-4-2)が、あちらこちらに示されていました。天井に取り付けられている装飾品は、それぞれ90度回転させると、連続して撮影しているイメージになり楽しいのですが、、、。


写真7 Leica geosystems社製Multi Mapper (Airborne Hybrid System)

 斜め航空カメラが、さらに進化しているようです。可視光カメラと近赤外カメラ、カメラとLiDAR、幾つかの組み合わせがありますが、それぞれに特性があり、相性はあまりよくありません。


写真8 地球観測衛星SpaceEye-T

 衛星画像の販促を目的とした展示は、白黒25cmとカラー1mの画像撮影のSpaceEye-TとXバンド干渉SAR観測のQPS研究所のみでした。スマホ測位と同様、測量と密接に関連しない製品は、他国の企業からは展示されていないようでした。

(了)

コメント

このブログの人気の投稿

436 UAVレーザ測量の積算基準 作業工程の中身が判明

i地図通信682号 G空間EXPO 2025

i地図通信773号から777号 Japan Drone2025